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新入荷【ケチプン】

JUGEMテーマ:世界の楽器・音楽

今日は先日入荷した”ケチプン”という楽器を紹介します。

まだ聞き馴染みの無い楽器ですが、まずは見た目から。


スタンドにセットされた、タブラ?ボンゴ?

その見た目と音色から日本では※”タブラボンゴ”と称されることもあります。

こちらはインドネシア本国で使用されており”ケチプン”と呼ばれています。

※タブラボンゴ…パーカッショニストASA-CHANGがインドネシアで出会った打楽器を元に日本で創意工夫を繰り返し、独自のアレンジを加えた楽器。


ヘッドはヤギ皮とプラスティックヘッドがセットされ、黒い部分はインドタブラの”スヤヒ”にあたるパーツです。
この重りがある事で低音は深く、高音は「トゥーン」と丸く伸びる音色になります。
インドでは米と鉄粉を混ぜた素材ですが、ケチプンはゴム製の物が使われてます。

音色もインドタブラのような音を目指して作られているのですが、登場する音楽は主に”ダンドゥット”と呼ばれるインドネシアで人気の大衆歌謡曲。。。伝統楽器に歌、エレキも積極的にとりいれた不思議な音楽です。

タバコ咥えながら、ってのがインドネシアぽいです笑

後ろでパタパタ風送ってる人、、、色々ツッコミどころのある動画ですね…。

 

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ここからは今年3月に現地工房を訪れた時の話。


滞在していた都市ジョグジャカルタから離れ6時間、景色は延々と田園が広がる田舎へ。

道路は未舗装のデコボコ道になり、ニワトリやヤギ、犬が道を横切るようになります。
「本当にこんなとこに工房があるのか、、、」とタクシードライバーと不安になりだして1時間後…

…あった!ジャワ島の中央部分に位置する都市スラカルタ近郊にあるケチプン専門工房BAGUS!

 

ナイススマイルで迎えてくれた、Mr.BAGUS!

「食え食え」と勧められた、熟れ過ぎバナナの甘さは忘れられないです。

自宅の庭先が工房になっていて、作業は丸太の削り出し〜仕上げまで全て一人!

一通りの作業手順など見せてくれて、談笑してるとサラッと叩いてくれました。

タバコは手放さないスタイル笑

青色の太鼓は”クンダン”といわれる太鼓を小型化したもので、そもそもケチプンはこの楽器がルーツだそうです。

本来のクンダンはコンガのような大きさで3つセット、とても重く持ち運びも不便です。

それが徐々に小型化される過程で、広い音域をもつインドタブラに影響を受けケチプンが生まれたようです。

彼曰く、重要なのはクンダンと同様に2つ〜3つ並べて音階を出せる事だそうです。

 

その後、「俺の部屋にも来なよ」って案内してくたのは自作スタジオ仕様の部屋。

右手にはピックとやっぱりタバコ…笑

メタルが好きでギターとドラムもやるらしく、この後ギュンギュン聴かせてくれました。

 

ひとしきり盛り上がった後、オーダーの話になると

「ここに置いてるのも良いけど、待ってくれたらもっと良いの作れるよ!」

との事だったので、こちらの要望も伝えて帰国。

・・・

約半年後、彼からスペシャルなケチプンが完成したと連絡が!

田舎なので発送や送金に少し手間取りましたが、先日ようやく日本に到着!

検品や最終調整など済まして、HPにもアップいたしました。

確かに工房で見た物よりグッと良くなってます!!

細かい仕様は商品ページに記載していますので、またチェックしてみて下さいね。

 

ケチプン商品ページ

 

タブラ奏者、ボンゴ奏者だけでなく、全ての方にオススメです。

そんなヘンテコで可愛い楽器”ケチプン”をよろしくお願いします♪

 

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